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第8回「日本舞踊の体験から発表へ」を終えて

「第8回日本舞踊の体験から発表へ」は去る1月13日(日)に開講しました。
「もっと稽古したい!」「早く舞台で踊りたい!」と、熱気溢れる子供達に押され気味に日々の稽古が進んで行きました。

3月21日11時過ぎー早々と用意ができた子供達は待ちきれない様子でした。11時20分のアナウンスと共に終了式の為に整列しました。28人の受講者中発表会出演者は26人、このうち17人が9日間の全行程を皆出席されました。皆勤賞を授与して集合写真を撮りました。

この後発表会が始まりました。まず「かくれんぼ」-Kちゃんはおばあちゃまのご指導もあり、しっかり自信を持って踊れました。MちゃんはMちゃんなりに精一杯やれたと思います。途中で嫌になった時もあったけど、それを乗り越えて本番の舞台に立てたことがよい経験になったらいいなと思います。次は「羽根つき」。私にはSちゃんやKちゃんが思いっきり飛び上がっている写真が宝物です。彼女達の溢れんばかりのやる気がすごーく嬉しかったです。MちゃんやSちゃんも、あまり経験したことのない羽根つきを思いっきり楽しんでくれました。「豆まき」のMくんとKくんは昨年も参加して下さっていたので、二人の息がぴったりでした。男の子らしく元気な曲にしたので、楽しかったようです。最後は飴まき?をしてお客様に喜んでいただきました。「絵日傘」は赤い傘が可愛らしい人気曲です。はじめて参加された方、二回目の方等でした。6人で息を合わさなければならないし、傘を扱わなければならないので大変でしたが、パッと花が咲いたようでとても華やかな舞台になりました。「子供さくら」のYちゃんSちゃんは今までにも参加していただいたことがありましたが、Hちゃんははじめて。でも、三人の息はぴったり合って、一足早く舞台に満開の桜が咲いたようでした。Aちゃんが舞台で踊るおかあさんを応援するのを楽しみにしていたのに、お具合いが悪く休演になってしまったのはちゃっと残念でしたが、次回を楽しみにしています。お大事に! 「藤の花」のSちゃんははじめての舞台であった上に、ご家族が都合でいらっしゃれない中、一人で頑張ってくれました。ご家族の皆様、後日ゆっくりDVDや写真をお楽しみください。
MちゃんKちゃん達は今までにも参加して下さっているので、舞台に慣れている様子でした。Kちゃんは、歌詞にも出てくるように、文字通りグループのおねえさまとしてみんなをリードしてくれました。「さくら禿」は同じ学校の同級生の仲良しで、この催しのベテラン組です。今までに経験したことのない文や二枚扇を使うという課題に挑戦していただきました。Aちゃん達RちゃんYちゃんの成長ぶりを目にし、この催しを続けて来た年数をしみじみと振り返りました。

着物を着る嬉しさ、舞台に立つドキドキ感、みんなと踊る楽しさを味わっていただけたら幸いです。願わくば、そんな経験を来年もしたいなあと思ってくれたら嬉しいなあー次回もお待ちしております。

特定非営利活動法人 京都文化企画室
理事長 西川 充